2021.10.9稲刈り体験開催しました!

私の梅の師匠に、農家のかぞくの方から稲刈り体験出来ないか、と問い合わせをいただきまして・・・と相談したところ、快諾頂き開催の運びとなりました。
緊急事態宣言も解除された秋晴れの中、当日は大人と子供合わせて30名、そのうち私たち10decadesは農家のかぞくの方たち4家族13名をお招きしての体験会となりました。

初めに農家さんから作業全体の流れ(刈取り→束ね→稲架掛け)を教わり、各班に分かれて作業に着手します。
見ながら聞いていると「ふむふむ」とわかったような気がするのですが・・・

やり始めてみると、「これで良いんだっけ?」としばしば手が止まります。

それでも農家さんに声をかけてもらったり、相談・確認しながら次第に鎌をふるうペースが上がっていきます。
中には稲刈り経験者もいて、鮮やかな鎌さばきで稲穂の海をモーゼのように切り開いていく^^

そしてただ稲を刈るだけでなく、苗を食べてしまうジャンボタニシも手で取り除いていくのですが、子供たちは大人よりも圧倒的に早いペースで拾い集めていきます。彼らは目が良くて地面に顔が近いからなのでしょうか、土の中に半分埋もれているタニシを宝さがしのように次々と見つけます。

大きさ順に並べて。「全部同じ向きに巻いているんだよ」と教えてくれました。


タニシだけでなく、ヘビ、アマガエル、コオロギ、ショウジョウバッタなどいろいろな生き物と出会います。
いつの間にかぜーんぶバケツに集めてみんなで観察。
「あっ、カエルが逃げちゃう」「うえー気持ち悪い」「これ食べられるの?」など。
稲刈りそっちのけでプチ収穫祭の様相でした。


さて、刈り取った稲は3束ずつ重ねて麻紐で結び・・・

束をさらに束ねて、稲架掛けする所まで運びます!

運んだ先に、稲穂をかけていく人がいて。
「お願いしまーす」「ありがとう~」と声をかけあいながら、次々と稲穂がかけられていきます。

ありがとう~なんて言われたら、もっと運びたくなっちゃいますね。

作業の合間に農家さんから、曽我産無農薬みかんで作ったみかんジュースの差し入れを頂き一息。
黙々と働いていたお父さんは乾いた喉に染み込む一杯を一気に流し込みます。
お子さんは冷静に「残りは後で飲みたいからとっといて」

お昼ごはんは農家レストランのお弁当を頂きました。家族ごとに田んぼのあぜ道に座りながらリラックス。

午後は稲刈り機=バインダーを使っての稲刈り体験。刈って束ねるところまでを自動でやってくれます。
手刈りをやったからこそ機械の偉大さを実感する! 早い!綺麗!楽ちん!
何故か大人も楽しそう。

同じ面積を半分以下の時間で稲刈り完了。
このお米はお酒づくりに使われますので、そちらも楽しみに!

みなさま、おつかれさまでした~


後日、参加頂いた農家のかぞくのみなさまから
「ちょうど子供が稲作の授業を受けていたタイミングで体験出来たので、とても良い体験になった」
「とにかく楽しかった!タニシ拾いが瞑想みたいで良かった」
など、嬉しいメッセージを頂きました。
梅の師匠も「こういうこと、どんどんやっていきたいんだよね」と楽しんで頂いた様子でした。

またみなさんと小田原・曽我でお会い出来ますことを楽しみにしております!

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