農家のかぞくとみかんの収穫

みーかんーのはーなーがー♪ で知られる名曲「みかんの花咲く丘」は、東海道線の車窓を流れる小田原〜熱海の車窓から着想を得て曲が完成したそうです。他にもさまざまな逸話がある位、小田原はみかんの産地なのです。


1月中旬のある日、農家のかぞくから二家族6名のみなさんと、みかんの収穫を行いました。

みかんは一旦木から実を採った後に、収穫かごの中で互いの実に傷をつけないようにヘタに残った茎を一つ一つ、実とツライチになるように丁寧に鋏で落とします。結構手間がかかります。

ハサミを普段使わないので怪我をしないように慎重に・・・出来た!

みかんは収穫時期を過ぎてもいつまでも木にぶら下がっているため、そのままでは樹木が疲れてしまいます。なので鳥についばまれていたりして食べない実も、最後は全て木から落とします。全モギです。
「いちご狩りくらいの軽いノリを考えていました汗」とコメント頂く位、ガチで採りまくって頂きました。

収穫したみかんを「これは僕が運ぶ!」と頼もしい一声。

途中から場所を変えて山上の農園へ。ここでは大人たちが収穫に没頭している間に、枯れてしまった木を鋸などで薪にして火を焚きながら、芋を焼きました。
ノコギリを使うのも初めて。軽く真っ直ぐに引いて・・・10分位かけて無事に一本枝を切り落としました。

「すげぇ、剣みたい!」
「撮って!」 

子供たちはなんだかテンション上がってます^^

一方で大人たちは黙々と?収穫し続ける・・・
楽しんでもらっているかな・・・

後から伺った話では「子供たちの面倒を見てもらっていたので、夫婦で良い時間が過ごせました」と。
それならば良かった^^

最後はちょっと遅めの持参ランチを眺めの良いところで。
ちょっと肌寒い気温でしたが、焼き芋も甘く焼けて美味しかったですね。

収穫を終えて麓に降りてきて集合写真。
この日の収穫量は156kg!お疲れ様でした。
駅まで10分ほどの車の中でお子様たちは寝てしまった様子。楽しんで頂けたなら何よりです。
また、遊びに来てくださいね〜

このみかんは、私とあらちゃんで簡単に選果をした後に、収穫に参加できなかった農家のかぞく(17家族)のみなさまにみかん箱一箱ずつお送りさせて頂きました。
また、翌日は木の高いところに残っていたみかんも収穫しきって100kgほどみかんが手元に残りましたので、これらはこども食堂に寄付させて頂くことに致しました。

昨年立ち上げたばかりの”農家のかぞく”という企画でしたが、私たちが栽培している梅・キウイ・みかんの収穫や、農家のお母さんによる梅干し料理教室、近隣農家さんが栽培されているお米の稲刈りや餅つき体験など、様々な場をご一緒することが出来ました。
ご参加頂き、応援下さった農家のかぞくのみなさまや、近隣農家のみなさまのおかげです。
深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

今年もより良い形で(あるいはよりマニアックな形で?)みなさまと曽我の里山で色々とご一緒出来ますことを楽しみにしております。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

関連記事

関連記事はまだありません。